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春待ちツェラミカコラム
春待ちツェラミカ第1話
『春はまだかなのお話』

立春とは名ばかりで厳しい寒さが続いています。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
ぽかぽか暖かい春の日差しや花たちの芽吹きが待ち遠しいですね。
ついついおうちに篭りがちなこの季節、寒さの厳しいポーランドの人たちはどのように暮らしてきたのでしょうか。

私の弟家族は、以前、4年半ほどポーランドに住んでいました。
この時期になると日照時間は短く、憂鬱な気分になりそうです。
そんな冬のポーランドの思い出を義妹でもあるスタッフたにぐちに聞いてみました。

スタッフたにぐち

「12月、1月の日の短さから、ちょっとだけ日が長くなる2月だけど、
日の出が7時半だから、朝学校行くのにトラム乗る時はまだ薄暗かったんだよ。

1月、2月はとにかく寒くて、大人は長いダウンコート、子供はダウンの下にスキー用みたいなズボンも履いて、
耳まである帽子とマフラー、手袋必須で毎日学校へ。

セントラルヒーティングだから、お家の中も学校も建物に入ってしまえば、どこもぽかぽか。
わりと薄着で過ごせたかな。

学校から帰る16時頃には薄暗くなりはじめて家に着く頃には暗くなってた。
学校からトラムに乗るまでは薄暗い中を歩いたけど、
トラムを降りてから家まではリネック(町の中央広場)をつっきってたから明るくて、怖いことはなかったね。

2月の今ごろはクリスマスマーケットとイースターマーケットの間だから、
リネックは年間で1番静かな時期だったかな。」

写真を見ると寒そうですね。
マイナス20度になることもあるそうで、ツェラミカのある岡崎市では体験することのない寒さです!

私は、クリスマスから年始や3月以降は何度もポーランドに滞在しましたが、2月に行ったことはありませんでした。
3月に訪れると、いよいよ近づいてきたイースターを迎えようと、あちこちで春らしい飾り付けを見たものです。

一番早く花開く水仙などの球根植物やネコヤナギの枝がお花屋さんに並び、
お店や個人の家でも、花と一緒にイースターを祝うウサギや卵などの装飾をたくさん見かけます。

寒さが厳しいからより一層、春を待ち望む気持ちも大きいのかもしれませんね。

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