【第2話】『もりべの自己紹介』

こんにちは。ツェラミカのもりべです。
ポーランド陶器を販売するツェラミカという店を経営しています。
この店を始めて17年目になります。
私がツェラミカを始めるまでのことを少しお話ししてみます。

大学で小学校と中学校英語の教員免許を取得しましたが、
すぐに教員になる自信がありませんでした。

もっと社会で経験を積んでから教員を目指そうと考え、
婦人服小売店を全国で直営する会社に入りました。

5年間勤めました。
毎日毎日お客さまと接しました。
陳列のセオリーや日々の陳列転換を学びました。
レジ業務のオペレーションを学びました。
在庫の管理や毎月の棚卸を経験しました。
店長の体調不良がきっかけで突然店長になり、
自分の倍ほどの年齢のパートさんとの接し方に悩んだこともありました。

結婚をきっかけに婦人服の会社を退職し、
1年間の講師時代を経て教員採用試験に合格！
その後何年か市内の中学校に勤めました。
かわいいかわいい子どもたちとも、お世話になった先輩の先生方とも、
見守ってくださる保護者の方や地域の方とも、共に過ごした同僚たちとも、
すてきな出会いがたくさんあり、今でも宝物です。

中学校を退職し、子どもを授かったことをきっかけに、
2006年の春に自宅で英語教室を始めました。

幼児さんから大人の方まで、生徒さんたちと一緒に英語に楽しく接してきました。
教えることで自分自身も学ぶことになり、成長させてもらっています。

教員を目指して入った大学では自信がないからと言って採用試験を受けることもなかったのに、今でも英語を教えていることに自分でもびっくりします。

英語教室を始めた翌年2007年の秋にポーランド陶器と運命の出会いがありました。
「めっちゃかわいい！もっとほしい！」
一目惚れした私は、なんとかしてもっと手に入れられないかと探しました。
結局、わりと早い段階で
「これは自分が輸入して日本の市場に紹介するしかない！」という結論に達し、
2008年7月にはネットショップオープン、8月に初のポーランド訪問を果たしたのです！

『英語を学ぶこと』
『英語を教えること』
『小さな店を持つこと』
『旅をすること』

思いついたら「やってみよう！」と、とにかく始めてしまうので、
たくさんの失敗もしています。
前進しようとしていると誰かが手を差し伸べてくれて、
なんとか問題を乗り越えて来れたような気がします。
この先にまた新たなやりたいことに出会うかもしれませんが、
きっとこれらは形を変えながらも続けていくだろうなと思います。
（ここでは旅について触れていませんが、また別の機会にお話ししたいと思います）

さてさて、ここまでお付き合いいただきほんとうにありがとうございます。
次回はようやく、ツェラミカの【初期ワンオペ時代】の物語です。
いよいよツェラミカネットショップの開店です！