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ツェラミカネットショップ物語

【第3話の2】『初期ワンオペ時代(2)』

ツェラミカがネットショップから始まったのは、ひとりで運営するのに都合が良いと思ったからです。 失敗に終わったとしても「あいたたた」で済む範囲で、ひとりでできることから。

実店舗を始めるには初期費用も、その後の固定費も負担になりそうです。買い切りのネットショップ制作ソフトを数万円で購入し、知識ゼロからスタートしました。

当時、2回の転職を経て、自宅英語教室を経営していました。
教室として使用していた和室の押し入れを在庫置き場としてぎゅうぎゅう詰めに。
教室がある時間帯は生徒さんが来る前に全て倉庫に片付け、それ以外の時間は段ボールに囲まれて、毎日、毎日、出したり入れたりしていました。

夫はウェブサイトの制作などを本業としており、頼ったらよかったなと思いますが、うまくいくかどうかもわからないことに巻き込むより本業に専念してもらった方がいいだろうと考えて、「ひとりでやってみよう」と決めたのです。

「この写真のクオリティで通販できると思っているのですか」というご指摘をいただいたことがありました。いま振り返ると、確かに商品の柄や色味、画像の明るさなど、ツッコミどころ満載の写真だったと思います。お客様からのご意見はショップにとっては成長のチャンスです。商品写真について何かご意見があれば、ぜひお聞かせくださいませ。

ネットショップにとって写真はキモですよね。 現在もどうしたら実物のイメージをお伝えできるだろうと日々試行錯誤しながら撮影しています。

2008年6月、翌月のオープンを目指してプレオープンをしました。
一つ一つの陶器を、破損しないように丁寧に梱包し、納品書にちょっとしたメッセージを書き込んで、大切な誰かに送るように発送しました。

プレオープンを通して、初めてポーランド陶器をお知りになった方、すでにご存知でコレクションをされている方、ポーランドの文化に興味のある方、使いやすいマグカップを探していたら偶然見つけてくださった方……。

お客様と実際にお会いしてお話しているような気持になりました。
陶器のことだけでなく色々なメッセージを頂戴し、店のオーナーとしての姿勢だけでなく、人と人とのふれあいについて、いろいろと考えさせられ、店も私も成長させていただいているという感じがしていました。

7月下旬には貨物が入荷する見込みでしたが、船が名古屋港に入ったのが7月31日。
輸入申告、税関検査などを経て8月6日にトラックで到着。
その後、写真撮影や商品ページを作成して、ネットショップ開店の準備を進めます。

どんなミラクルが起きたのかちょっと思い出せませんが、プレオープンの経験が生きたのでしょうか。 8月8日に正式に開店できたようです。記録によると。。。

ポーランドから届いた荷物

▲ポーランドから商品が届くと昔も今もテンションがあがってしまいます。

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