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ツェラミカネットショップ物語

【第9話】『ちょっと落ち着いた現在』

岡崎に店舗と倉庫ができたことで、一時期外部に委託していたネットショップの発送業務を店舗スタッフが担当するようになりました。

ご注文を確認して倉庫から商品をピッキングし、ひとつひとつお包みして箱に詰めます。
納品書を確認して送り状を書き、箱に貼り付けて出荷です。

郵送中に破損することのないよう、細心の注意を払って梱包します。梱包の資材や包む手順も何回も変更しました。箱の中で動かないよう、商品同士がぶつからないよう、17年かけて試行錯誤をしてきました。

今までに何回か、お客さまに届く前に商品が破損してしまったことがありました。
その度に、運ぶ途中で箱をコツンと当ててしまっても、ちょっと手元が狂ってコトリと落としてしまったとしても、割れることのないようにお包みしようと考えてきました。
立っている高さから地面に重い箱をドスンと落としてしまったり、あたる角度が悪かったりしたら、割れてしまうことはあるかもしれません。
それでも、楽しみにお待ちいただいているお客さまをがっかりさせたくない!という気持ちで、毎日よりよい包み方を考えています。

さてさて、ネットショップの発送業務を再び自社内で行うようになり、上手いこと回るようになってきました。

岡崎店スタッフは、岡崎店にご来店されるお客さまの対応もしますが、ネットショップのお客さまにも対応しています。お問い合わせのお電話にも、岡崎店スタッフがお応えします。

あとは、ついつい文通しているように何往復もしてしまうメールです。
初期のころは私が1人で行っていましたが、その後「スタッフあかね」が引き継いでくれました。それから「スタッフたにぐち」がいろいろな業務がある中、何年か担当しました。
岡崎店ができたことでスタッフが増え、現在ではその中からお客さま係として「スタッフいしはら」がメールのご返信を担当しています。
いしはらは黒板係としてもインスタでご紹介しています。

いしはらがお客様からのお問い合わせやご要望を一手に引き受けてくれたおかげで、私とたにぐちがそれぞれの分担の仕事に専念しやすくなりました。

岡崎店のそれ以外のスタッフは、以前から百貨店さんなどへの出張販売に活躍している「スタッフK」を除いて、全員が初心者でした。

事前に研修を行い、OJTでも少しずつスキルを身につけてきました。必要に応じて、動画でテクニックを伝えることもあります。

社会に出て働いたことのなかった人も、別の職種での経験はたくさんあるけど、接客業についたことがなかった人もいました。それぞれの得意なことを生かして、新しいことを学んでいくうちに、ほんとうに頼りになる初期メンバーになりました。

その後、新しいスタッフを2人迎えて今の岡崎店になりました。

第1話でひとりで「よちよちと」歩き始めたツェラミカのお話をしましたが、現在は何人かの最強のおばさんたちで「よろよろと」歩んでおります。

スタッフみんなが少しずつ成長して、声を掛け合って、助け合いながら、現在のネットショップは運営されているのです。

ツェラミカ岡崎店

▲頼れるスタッフに囲まれて、ツェラミカは少しずつ成長してきました。

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