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ツェラミカネットショップ物語

【第5話】『身内から強力な助っ人』

マルチタスクをうまくオーガナイズすることがとっても苦手です。
私の場合、
「あ、明日提出の幼稚園のプリント、記入しなきゃ。」
「じっちゃんを病院に送る約束したのっていつだったかな?」
「生徒さんに新学期のスケジュール表を送信しよう。」
「今日食べちゃおうと思っていたお肉、冷蔵庫にあったのを忘れてまた買っちゃった!」
「〇〇百貨店さまのDM用の写真、そろそろ撮影しよう。」
「今日の英語クラスは14時からだから、午前中に荷物を○個作って発送しよう。」
と言った感じ。
実際はもっと整理されていないものでして、頭の中がスッキリしている方には想像できないかもしれません。 それは自分の特性として受け入れているのですが、苦手なマルチに限界が来ました。

倉庫業務をアルバイトさんにお願いすることで、少し時間にゆとりができたように感じました。 ところが、頭の中の忙しさは解決しませんでした。

あれもこれも覚えておけないのですが、その中の一部を一旦頭から出しておいて隙間を作ることが下手で、いつも困っていました。 これを解決するには、私の頭の中に入って、代わりに考えたり決定したりできる人物が必要です。 いやいや、そんな都合のいい人材、いるわけないですよね。

それがいたのです!身近なところに!
弟の嫁である「スタッフたにぐち」でした。

このことをお話しするには、私の弟やその嫁がどのように関わっているかをお話ししなければなりませんが、ここでは簡単に触れておきます。

2007年の秋、弟がポーランドへ転勤することが決まりました。
住むところや子どもの学校などを検討するため、事前に家族揃ってポーランドへ行ったのです。 1週間ほどの下見旅行から帰ってきた弟の嫁が、「お姉さんこういうの好きそうだから」と言ってお土産に買ってきてくれたのが、私にとって初めてのポーランド陶器だったのです。

ポーランド陶器との出会いや弟家族のことは、別の機会にお話ししますね。

その弟の嫁が2011年の末に帰国したのです。
私と違って、物事の優先順位を考えてタスクを終わらせていくことが得意です。
私が忘れてしまいそうなことをリマインドしてくれて何度助けられたことか!
リマインドが間に合わないこともよくあるのですが、それはリマインドが下手なわけではなくて、私が相手の予想を超える忘れん坊なだけで、根気よく声をかけてくれることに毎日感謝です!

お客さま係としてメールのやりとりをお願いすることになりました。
卸先さまとの取引も引き受けてもらっています。

これ以降、さまざまな業務を分担して、私の苦手なことを取り除いてくれたり助けてくれたりしています。ひとりでなんとかしようと思っていた頃より、気持ちがとっても楽になりました。今ではツェラミカの裏ボスと言ってもいいでしょう。

マイ・ファースト・ボレス

▲当時おみやげでもらった“マイ・ファースト・ボレス”。この心ときめく陶器との出会いからすべてが始まりました。

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